ブログ : 色々な屋根材の正確な面積計算方法 blog
屋根の面積計算＝A投影面積×B勾配比率×基材の比率
A 屋根の投影面積
寄棟、切妻などの縦の長さ×横の長さ
複雑な屋根の形状の場合は図面をお借りし計算します。
壁面しか図ることが出来ない場合は軒幅分を足して測ります。
B 勾配比率 底辺（軒の高さ）と高さ（棟の高さ）から斜辺の長さを求める
| 勾配 | 比率 | 角度 |
| １寸勾配 | １．０１ | ５．９ |
| ２寸勾配 | １．０２ | １１．３ |
| ３寸勾配 | １．０５ | １６．７ |
| ４寸勾配 | １．０８ | ２１．８ |
| ５寸勾配 | １．１２ | ２６．６ |
| ６寸勾配 | １．１８ | ３１．０ |
| ７寸勾配 | １．２３ | ３５．０ |
| ８寸勾配 | １．２９ | ３８．７ |
| ９寸勾配 | １．３５ | ４２．０ |
例えば３寸勾配とは？
水平１０ｍの長さに対して３ｍの立ち上がりの勾配です。
C 基材の形状の比率表
| 基材の形状（屋根材の名称） | 比率 |
| 和形瓦 | １．０８倍 |
| ブルック瓦 | １．１１倍 |
| 山高ヨーロピアン・モニエル瓦 | １．１６倍 |
| スパニッシュ・S形瓦 | １．３０倍 |
| 大波スレート | １．１４倍 |
| 小波スレート | １．１５倍 |
| 折り曲げ鋼板 | １．７２倍 |
| 瓦棒 | １．２４倍 |
| 本葺き瓦 | １．４０倍 |
瓦棒の比率の計算方法
キャッチ高さ５０、キャッチ間隔（真芯間）４２０の場合
表面の長さ÷直線の長さ
（４２０＋５０＋５０）÷４２０＝１．２４倍
