ブログ : 塗装が出来ないサイディング!? blog
難付着サイディング
窯業サイディングには、塗装の時に気を付けないといけない難付着サイディングという物があります。しらずに塗装する(される)と塗膜が剥がれてしまいます。2000年以降「光触媒」「無機」「フッ素」などのコーティングが塗装されたサイディングが登場しました。これらのオーバーコーティングは外壁材をより長持ちさせるとして広く採用されています。しかしこれらのコーティングは汚れや雨水だけでなく塗料もシャットアウト!1ブロックするんです。コーティングが普及して10年程度経過したころから塗装して剥がれてきたという事例が相次いだために「難付着サイディング」という言葉が作られました。今では各メーカーから専用の密着力に優れた下塗り材が発売されています。一般のサイディングと間違えて施工して剥がれてきたなんて事にならないためにも新築時の工事履歴は把握しておきたいものです。
難付着サイディングの見分け方
チョーキングが発生していない
日向や日陰、経年経過に関わらずチョーキングが発生していない。
光沢が残っており色あせがほとんどない
外壁を見る限りそんなに年数経過がしているとは思えないほどに光沢が残っており色あせもほとんどなし
目地シールは傷んでる場合がほとんど
工場でコーティングを施して現場に搬入して取り付けコーキングは後打ちでコーキング表面は長年、紫外線にさらされるために亀裂や隙間、細かい割れなど目視でもはっきりわかるほど傷んでる場合がほとんど
目地シールも傷んでおり外壁にもチョーキングや色あせなど発生している場合は、オーバーコーティングは塗装されてないと考えて良いでしょう。
外壁塗装・屋根塗装の診断調査時は、有資格者が専用車両でお伺いし伸縮梯子や高所カメラなどを用いてお客様が普段見ることのできないような高所の調査・正確な面積測量もばっちりと行っています!!
