ブログ : 請負業者賠償責任保険 blog

請負業者賠償責任保険とは

請負工事や作業に伴って生じる工事中の不測の事故により、第三者の身体や財物を損傷したために、法律上の賠償責任を負担することによって支払うべき損害賠償金・争訴費用を補填する保険です。

対象となる主な工事（仕事・職種）

各種地下工事、道路建設、道路などの舗装、軌道建設、土木工事、建設工事、機械設備設置・組立工事、看板設置工事、各種機械メンテナンス作業、塗装作業、清掃作業、荷役作業、引っ越し作業、運送作業など

対象となる事故例

①工事用資材の飛散、落下により通行人に怪我をさせた場合

②足場の倒壊により、第三者の自動車にキズをつけた場合

③誤って作業対象の壁に穴をあけてしまった場合

④発注者から支給された建材を落として損壊させた場合

⑤工事作業中にレンタル工具を破損させた場合

⑥ビル建設工事中にクレーンが倒れ、隣家を損壊し工事終了が遅れたために、延滞損害賠償金が発生した場合

請負業者賠償責任保険の補償内容

業務遂行に起因する法律上の賠償責任の補償

請負工事（作業）の遂行により、第三者の身体の障害または財物の損壊が発生した場合に、被保険者が法律上の賠償責任を負担することによって被る損害を補償

施設や設備などに起因する法律上の賠償責任の補償

請負工事（作業）の遂行のために所有、使用または管理している施設の欠陥あるいは管理の不備により、第三者の身体の障害または財物の損壊が発生した場合に、被保険者が法律上の賠償責任を負担することによって被る損害を補償

ニーズに合わせて幅広いオプションがあります。

①被害者対応費用補償

②事故対応特別費用補償

③費用内枠払い補償

④第三者医療費用の補償

⑤人格権侵害補償

⑥物理的損傷を伴わない財物の使用不能損害補償

⑦作業対象物補償

⑧支給材物損壊補償

⑨リース・レンタル財物損壊補償

⑩工事遅延損害補償

⑫データ損壊補償

万が一事故が発生した場合に支払われる保険金の種類

事故発生後に生じる費用

①損害防止費用

②緊急措置費用

③権利保全行使費用

訴訟等に発展した場合の費用

①争訴費用

②協力費用

和解・判決による損害賠償金

①損害賠償金

身体賠償事故の場合

治療費、医療費、慰謝料など

財物賠償事故の場合

修理費、再調達に要する費用

以上！万が一の事故に備える「請負業者賠償責任保険」の紹介でした。

※損保ジャパンパンフレット参照