ブログ : 外壁サイディングボードとは? blog
サイディングボードとは
かつて日本の住宅では、外壁材といえば木板(下見板)張りがほとんどでした。しかし戦後の法整備にともない防火上の問題から、モルタル防火造りが多くなり、細菌ではより防火性に優れたパネル壁材として「サイディングボード」が主流になってきました。
サイディングボードのメリットと普及率の拡大
■施工の手間がかからず工期が短く済む
■コストが安く現在では大手ハウスメーカーの標準仕様に。
日本では次の3つに大別されており、それぞれに特徴があります!!
基材のセメントと繊維質材を高温・高圧で成形したもので、色¥柄などのパターンも豊富にあります。軽量気泡コンクリート{ALC}も同様の製品カテゴリー。
主な原料はカラー鋼板やアルミニウム合金で、軽量のため窯業系に比べて新築時よりも改装時に用いられることが多い。
アメリカ・カナダでは40年以上の歴史を持ち、色落ちや変色が少なく、酸性雨にも強く金属系のように錆びることもない反面、耐火性、耐衝撃性が低く日本のような密集した住宅事情には適さない面がある。
施工時より5~7年で表面の防水が劣化START
現在、外壁として最も一般的に使用されているのが窯業系サイディングボードです。メーカーも表示しているように施工時より5~7年で表面の防水が劣化し始めます。そのため防水メンテナン(塗替え)を施工することで吸水率を一定以下に抑えて保ち、ボードの変形や割れなどの原因となる雨水の浸み込みを予防する必要があります。
大切なお住いにこんな現象がありませんか?
サイディングチェックポイント
□色あせ・変色が著しい
□塗膜剥がれや膨れ、ひび割れがある
□落ちなくなったカビや汚れがある
□サイディングの目地に隙間やひび割れがある
□日当たりの良い場所のサイディングに触れると白い粉が手に付く
□下から見上げた時に外壁が反りあがっている
□水をかけると、しっとりと濡れて水を弾かない
中でも特に注意したい現象
コーキングのひび割れ
意外と見落としがちな目地のひび割れ。目地が割れて隙間が出来ていることもあります。発生したら早期対策が必要です!!
塗膜のチョーキング
塗装の膜による防水効果が失われると、窯業系サイディングの場合、雨水が染み込む様になります、チョーキング現象は防水効果が失われているサインで早期対策が必要です!!
外壁が反りあがっている
サイディングボード自体に水が浸み込むと反り上がったり膨張する原因になります。こうなると微調整では直らない場合があり張替えをしないといけません!!早め早めの点検を心がけましょう!!