ブログ : お得感満載トーク+大幅な値引き=手抜き工事?? blog
一般的なお家の大きさの外壁塗装と屋根塗装の適正価格でのトータル概算費用はどれくらいかかる?
複数社に見積もり依頼したり一括見積サイトなどを利用して見積もりを集め見比べてみると外壁塗装・屋根塗装工事は業者によって見積金額がまちまちで不安になるかと思います。塗料メーカーこそ違えど同じシリコン塗装でも20~30万円くらいの価格差は良くあり良く聞きます。概算価格ですが一般的な大きさの2階建て戸建て住宅で築10~12年の比較的劣化が進んでしまった場合の概算価格ですがメジャーなシリコングレードで塗装した場合、外壁と屋根の塗装代金は約100~150万円くらいの価格帯になります。価格の幅が広いのは建物の形状により軒裏面積や付帯部面積(雨樋、鼻隠し、破風板、雨戸、シャッター、水切り、換気口)、バルコニーの防水面積などが各お家により異なるためです。
重要工程の下地処理!!
さらに下地処理工事を簡単に済ますか徹底的に補修するのかとでは材料費、人件費も大きく変わってきます。平屋建てや狭小住宅などは足場面積や塗装面積が少なく概算価格帯より安く抑えられますが、塗装工事はどの塗料グレードを塗るにせよ面積に比例しますので、100~150万を大体の目安に覚えておけばいきなり訪販業者が来てお宅のお家は傷んでいるので200万、250万はかかりますなんて言われても概算価格を事前に知っておけば冷静に対処することができると思います。
お得だ!・今だけ価格!の誘惑に負けて即決せずに大幅値引きの裏を疑うべし
外壁塗装・屋根塗装工事費の平均費用比率
塗料・養生・資材代金 | 20% |
足場工事代金 | 20% |
塗装職人・コーキング職人・防水職人・板金職人の人件費 | 30% |
塗装会社の営業経費 | 30% |
この表の様に工事代金のうち塗料代が占める割合は2割。足場代も実質はほぼ人件費です。塗装工事で大半を占めるのが人件費です。塗装は少々手抜きしても仕上がりの見た目は素人にはわからないです。例えばシリコンプランで中塗りを安価なウレタンで塗ったり、規定以上の希釈で塗料を薄めて塗ったり、鼻隠しと横樋の狭い個所を一回で済ませたりしても分かりません。ボロが出るのは数年以上先で諸問題が発生しクレームを言うにも「現在この電話は使われてません」なんて事になったら腹立たしいを超えて途方にくれますよね?夕日に染まる我が家の前でカラスの鳴き声が聞こえてるシチュエーション連想してしまうことになりますよね?
断言します本来過剰な値引きはご法度。安すぎる金額ではきっちりとした塗装工事が出来ないんです!
ですからうまいこと言って大幅な値引きで契約を迫る業者や大幅な値引きに応じる業者には要要注意です。工程や塗布量をきちんと守り、細部にも手間をかけて施工すれば、相応の価格になるのはお分かりになっていただけますよね?いくら「特別今だけ価格で安く済んだ」、「親切に値引きに応じてくれ安く工事が出来た」、「きれいになった」と施工直後に思っても実質は中身が伴ってなく手抜き工事をされていたならば大切なわが家を守るどころか数年で艶引き、色あせ、変色、剥がれなどの不具合が必ずと言ってよいほど出てくることでしょう。安さが魅力的なのは本当に逆の立場になればわかります。ですが塗料を適切な方法で塗装職人が仕上げることで一つの商品として完成する外壁塗装・屋根塗装工事は値段で決めずに豊富な実績を持つ地域密着の信頼できる業者を選ぶのが正しい選択で間違い無いと断言できます。
ズバリ相見積もりで比較すべきポイント!
低価格路線の業者は確かに結構数いてたりしますが、もしも見積もり段階で比較するならば価格じゃなく信用性と実績を比べてください。業者のWEBサイトを隅々までチェックしてくださいね。豊富な実績とOB様の声が多ければ、そちらを選ぶのが例え工事価格が高くても長期的に見れば絶対に安心でお得だと思います。5年先や10年に満たらずに再塗装なんて絶対に嫌ですよね?じっくり慎重に業者を吟味し選定しご自身が本当に納得いく業者を選んでくださいね!