ブログ : 大切なお住いの外壁塗装・屋根塗装・塗替え工事の流れ blog
着工の一週間前に粗品を用意し近隣の皆様方へ工事挨拶を行います。
お伝えすることは何日に着工し何日目にどのような作業をするか、
どのような迷惑が掛かるかをわかりやすく挨拶時にご説明しています。
1⃣足場工事時の大きな音
2⃣高圧洗浄時に水しぶきなどが飛ぶかもしれない
3⃣塗装作業中の臭い
着工開始。足場組立工事
安全に効率よく作業するために、家の外周をぐるりと仮設足場を建てます。足場は金属製なので組み立て時にカンカンっと金属音が響きます。そのためトラブルや近所の方に不満を持たれやすい工程ですので事前挨拶は必ず行います。
足場が組みあがると周りにメッシュシートを張ります。飛散防止シートといい、塗料が飛ぶのを防いだり塗装職人の転落防止のためにも必ず張ります。最近は手吹付け作業をほとんどしないので手塗りローラー施工が主流でそんなにも飛ばないんじゃないのと思われるかと思いますが強風時などは刷毛やローラーで塗装してもしぶきが飛散しますのでやはりシートは必要なんです。
外壁・屋根・付帯部・サッシ・基礎部・犬走など高圧洗浄
業務用の高圧洗浄機を使います。高圧力の水で汚れを落としていきます。
高圧洗浄時の注意点
1⃣中に水が入るといけないので窓の鍵を全て閉めていただきます。
2⃣洗濯物は離れた場所に干していただくかスペースがない場合は部屋干ししていただくことになります。
高圧洗浄に必要な圧力は150気圧といわれてます。洗浄後は1~2日時期により乾燥時間を設けます。
塗装前の重要工程の下地処理を施工します。
付帯部(雨樋や破風板、雨戸やシャッター、板金部)に錆が発生している個所は錆をしっかり落とします。雨樋なども塗料がより密着するようにペーパーなどで目あらし作業を行います。
雨樋、受けがねケレン作業の様子。
鉄部や役物などは専用の錆止め材で本塗り前に処置します。
こちらのお宅様は旧塗膜がスタッコ壁でしたのでクラック補修がメインでしたが目地部のコーキングなど劣化しているような場合は撤去し打ち替えます。
外壁用下塗り材開缶前~ホワイトフィラー~
外壁下塗り
下塗りは色を付けることが目的でなく色付けと保護が目的の上塗りとの密着をよくさせる塗料です。
下塗りには種類がありシーラー、プライマー、フィラー、バインダーなどあります。こちらのお宅様は細かいヘアークラックが多いスタッコ壁の塗替えでしたからひび割れに追従するフィラーで塗装しました。
外壁・屋根用上塗り材開缶前~超低汚染リファインシリーズ~
外壁塗装本塗り
下塗り塗装乾燥後に中塗り、上塗りと2回塗装して仕上りです。
良くネット情報で中塗りと上塗りの色を変えたら塗り残しが良くわかるなんて記事を見たり実際に施主様にお聞きしたりしますがリファインシリーズなどの塗料では同一色で塗り重ねないと色目が出ないんです。中塗り段階では若干かすれてるような感じです。ですから当社では上塗り前に外壁すべてに塗り残しや塗り斑がないか点検し上塗り工程に入っております。
屋根塗装~下地処理~
棟板金部の釘を打ち込みぬけてこないようにコーキング処理します。板金継目もしっかりとコーキングでふさぎます。コーキング乾燥後に板金部の錆止め塗装を行います。
欠損部やクラックなども見落としの内容に細心の注意を払いチェックし補修します。
屋根は4回塗り仕上げが当社の標準仕様です。
下塗り1回目は浸透性シーラーをたっぷりと塗装します。
屋根専用下塗り材開缶前~サーモテックシーラー~
屋根塗装中塗り作業
職人がいるところの屋根に注目です。2回目の下塗りですのでしっかりと膜が形成され下塗り段階で塗り斑がないんです。塗ると塗らないのでは持ちが全然違います。
屋根塗装上塗り作業
塗布量厳守で手塗りで均一に塗り仕上げていきます。
外壁・屋根塗装が完了すると付帯部の塗装開始です。
鼻隠し・雨樋・庇・水切り・外灯やその他の塗り物は刷毛塗りで仕上げていきます。
雨戸塗装:雨戸は引き取らせていただき当社の倉庫で塗装させていただく場合があります。
錆止め塗装 中塗り 上塗り